サバゲのフランス軍風装備
今回はサバゲでのフランス軍風装備の特集です。 注意:当サイトのミリコスはイメージ重視の為フランス軍装備に関する資料性は全く有りませんのでご注意ください。 フランス軍の研究をされている方は多いので ご指導ご鞭撻、資料提供お待ちしております。 |
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更新情報 | |
2020.10.10:F1FGジャケット(フルパッチ)を追加。 2018.01.03:A11型ハーネス、SEUフラップキャップを追加。 |
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食文化や芸術、ブランド品などで人気の高いフランス。 ミリタリーの世界では外人部隊が有名でマルイの電動ガン1号がFAMASだったことも有名です。 独自の兵器形態をもち先進性とオールドスタイルが混在しているアンバランスな印象があります。 ミリタリー映画の世界では「ロストコマンド」「いのちの戦場」「裏切りの戦場」「スペシャルフォース」など多くの作品がありますが過酷な植民地戦争の物も多く悪役として描かれたいる作品も少なくありません。 |
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戦 闘 服 |
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フランス軍の迷彩パターンは試作品をお除くと3種類の迷彩パターンに分類出来ます。 初期はリザード迷彩からまり現行のセンターユーロ迷彩、デザート迷彩の3種類とグレーグリーンの単色(以後ODと表記します)になります。、 |
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センターユーロ迷彩服 | 俗にF2迷彩服と呼ばれるジャケットです。 最初はフランス軍がウッドランドを採用したかとも思われましたが微妙に違う様な感じで短ジャケット型で縦ファスナーのポケットなどが特徴。 割と着心地の良い肌触りの生地が使われており流石はフランスという感じのデザインです。 |
センターユーロ迷彩 ライトウエイトジャケット |
アークティス社が発売していたライトウエイトジャケット/シャツです。 薄手のリップストップ生地、2ポケットスタイルで通気性が良く縫製、素材、デザイン共に使い勝手のよい1着です。 |
F2デザート迷彩ジャケット | F2迷彩服と同じデザインの砂漠用迷彩服で裁断生地共にほぼ同じ物です。 湾岸戦争の頃で本格的に使用されました。 |
F-1フィールドグレー(以下FGと略)ジャケット |
迷彩服が再登場するまでの間フランス軍の代表的な戦闘服。 胸ポケットの縦ジッパーが特徴です。 また日本で安価で手に入る物はパッチ類が取り外されていますがこれは珍しく部隊章や階級章が残っています。 |
F1 FGフィールドジャケット |
厚手の生地のフィールドジャケットです。フランス独特の縦ファスナーのポケットの他裾ポケットの4ポケット仕様です。 |
Mle47/56リザード迷彩服 | リザード迷彩服は大きく分けると3期の種類があります。 私的分類ですがインドシナモデル、アルジェリアモデル、コルウェジモデルと私は分類しています。 写真のMle47/56リザード迷彩服はアルジェリアモデルになりアルジェリア独立戦争時に使われた悪名高いフランス空挺部隊のモデルになります。 後に空挺部隊のクーデター未遂事件をきっかけに封印されてしいます。 またその後イスラエルに売却され中東紛争でも使用されました。 写真の迷彩服はイスラエルより放出された物でイスラエル軍のスタンプが押されています。 |
Mle41/54リザード迷彩服(レプリカ) |
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映画「ロストコマンド」の冒頭インドシナ紛争のシーンで登場する迷彩服です。イギリスのデニスンスモックの様にビーバーテールがあるのが特徴の空挺用ジャケットです。劇中ではM1ヘルメットにメッシュの迷彩カバー、ODのズボンという井出達で登場します。写真はレプリカですが実物も所有しています。 この他に開襟の短ジャケット型のコルウェジモデルはコルウェジ救出作戦を描いた映画「レッドベレー」で登場します。 またF1戦闘服型のリザード迷彩モデルが中田商店から発売されていたこともあります。 |
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FGワークシャツ |
戦闘服や作業服というよりはサービスユニフォームに近いシャツです。 半そでなので夏用のワークシャツに便利です。 |
F2センターユーロ迷彩ズボン | F1型の迷彩版で腰ポケットとカーゴポケットの4ポケット仕様。 裾にゴムが入っているのもフランス軍のズボンの特徴ですが兵士が自分で加工すると話も聞いたことがありますが新品からゴムが入っている物もあるので今は最初から入っているのでしょう。 |
F2デザート迷彩ズボン |
センターユーロ迷彩のF2ズボン同様の裁断の砂漠迷彩版です。 裾にゴムが入っているのでブーツを履くときの裾処理が楽です。 |
F2デザート迷彩7分丈ズボン | F2砂漠迷彩ズボンを加工したカジュアル系ミリタリーパンツです。 サバゲ用には向いてませんね。 |
F1 FGズボン |
F2迷彩服ズボンとほぼ同じ裁断のズボンです。 他のズボン同様裾にゴムが入っているのが特徴です。 安価なため管理人はワークパンツとして使っていました。 |
Mle1947/63ズボン | アルジェリアタイプのズボンで大型カーゴポケット2個の他、腰にフラップポケット、臀部ポケットなど6個のポケットがあるハードコットン製のズボンで裾に絞り用の紐が通っています。 非常に凝った作りで。管理人が購入したのは10年以上前ですがまだ新品デッドストックが手に入りました。 |
ヘ ッ ド ギ ア |
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スペクトラヘルメット センターユーロ迷彩カバー付き |
CGF Gallet社製炭素繊維スペクトラ素のフリッツ型ヘルメットです。 ドイツやアメリカの同形ヘルメットと比較して角が立ちごつい印象です。 フランスの他デンマーク軍でもM96として使用されています。 ヘルメットカーは裾周囲にゴム系の縁止めがあるのが特徴です。 カラーバリエーションに砂漠迷彩もあります。 写真はある意味珍しいスペクトラヘルメットのウソッパチ、すなわち軽量のイミテーションヘルメットで防弾性は皆無ですがサバゲ用には最適。 |
F1スチールヘルメット バラクラバ付き |
アメリカ軍供与のM1スチールヘルメットから改良され独特の縁取りとなったM1978F1ヘルメットです。 バラクラバといわれる繊維系偽装網が特徴ですがセンターユーロ迷彩服などに合わせてセンターユーロ迷彩や砂漠迷彩のヘルメットカバーもあります。 |
センターユーロ迷彩ハット (アークティス社製) |
アークティス社のハットで同社の在庫を中田商店がまとめて買い取った様です。 非常によく出来たハットで日除けの帽垂れやワッペン用のマジックテープ(写真の後ろ側)が付いています。 管理人お気に入りのハットです。 |
デザート迷彩ハット |
頭頂部が丸いカジュアルスタイルとも言えるハットですが湾岸戦争での使用写真が確認されれいます。 カラーバリエーション センターユーロ迷彩 デザート迷彩 |
センターユーロ迷彩キャップ | ツバの形が角型の独特の戦闘帽です。 個の品は海外SHOPから取り寄せた帽子です。 カラーバリエーション センターユーロ迷彩 OD リザード迷彩 |
センターユーロ迷彩略帽 | 日本軍の略帽に似た形状の帽子です。 リザード迷彩帽から日よけを外したデザインです。 カラーバリエーションにはイタリア砂漠迷彩などがあります。 |
センターユーロ迷彩フラップキャップ |
上記のフラップ(日除け)付タイプでリザードキャップ型です。 生地は薄手のリップ生地が使われており個人的には一番フランスぽい帽子でお気に入りです。 |
デザート迷彩フラップキャップ | トカゲ帽と同じ裁断のデザート迷彩版。 多分コマーシャルモデルと思われ実際の使用写真は見たことがありません。 写真は独特の日よけを後頭部方向から写したものです。 カラーバリエーションにはセンターユーロ迷彩があります。 |
リザード迷彩フラップキャップ | アルジェリア紛争で空挺部隊が使用したことで有名な帽子。通称トカゲ帽とも呼ばれ後頭部の日除けが特徴です。 映画「ロストコマンド」でも登場します。 フランス人傭兵の影響でしょうか南アの一部部隊などで同じデザインも帽子が使用されていた様です。 また管理人もこのデザインが好きで。南アホームランド迷彩版やイタリアOD、旧迷彩版、自衛隊迷彩版などを制作した経緯があります。 |
ベ レ ー 帽 |
外人部隊や空挺部隊など写真で有名なベレー帽。 サバゲ用としては少々目立つ感が有ります。 |
各 種 野 戦 装 備 |
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写真は映画「戦争プロフェッショナルナル」の反政府軍風にリザード迷彩を着てみました。 近年野戦装備もグローバル可して有名メーカーのOD、デザートカラー、ウッドランド各種ベストやリグなどをそのまま使うことが多くなりました。またセンターユーロ迷彩仕様の南アP82ベスト、アークティスバトルベストどのカラーチェンジ装備も多々市場に流通しています。 |
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Mle1974装備 |
2000年以前のフランス軍の代表的なウエビングタイプの野戦装備です。 マガジンポーチ2個、水筒、ファーストエイドポーチ、ガスマスクバッグと弾帯,H型サスペンダーから構成されます。 |
A11型モジュラーハーネス | 2017年最大の収穫がこのハーネスです。 イスラエルのA11ハーネスをベースにモジュラー化したハーネスですがパーツはアメリカ軍の型のポーチなどが使用されています。 取り付けはアリスグリップとマジックテープの併用で変わっています。マガジンポーチの蓋の留め具はLC2型ですが固定式では無く調整が効きます。 |
FAMAS用3連マガジンポーチ | FAMAS用マガジンポーチは独特の形状で25発用マガジンが外側1本と体側2本と上から見ると山型に配置されています。 蓋の留め具はマジックテープで防水コットン製です。 |
コマーシャルモデル センターユーロ迷彩 FAMASマガジンポーチ |
コマーシャルモデル日本でいえばPX品になるかと思いますが吊り掛けピンやアイトール式閂型ファステックなどが使われ実用性を向上させて官給品型マガジンポーチです。 |
H型サスペンダー |
H型のサスペンダーは左右にDリングが有る簡素な造りです。 後ろ側はマジックテープで挟み込んで止める独特の方法です。 |
OD水筒カバー |
ODの水筒カバーです。 水筒がコレクションに埋もれて発見できずイスラエルの水筒が入っています。 全体的なデザインはアメリカ式のですがサイズは1Lサイズで独特の外観をしています。 なぜか中国製のレプリカ水筒が市場に溢れています。 |
センターユーロ迷彩水筒カバー | こちらは以前撮った写真なので正規の水筒が入っています。水筒の形状以外はアメリカ式でワイヤーフックから吊り掛けピンに変更されていいる点が今風ですね。 |
ODファーストエイドポーチ | 一般的にサスペンダーに吊り付けて使用しているポーチです。 |
センターユーロ迷彩ポーチ | コマーシャルモデルの迷彩ポーチです。 日本風だと教範入れ(小)という感じでしょうか。 |
サブマシンガン用マガジンポーチ | マガジン4本を収納できるマガジンポーチでMle1924/29LMG用マガジンポーチベースのMAT49サブマシンガン用マガジンポーチを現在の素材で製作した仕様です。 |
FMml1924/29軽機関銃用マガジンポーチ |
第1次世界大戦と2次大戦の戦間期に採用されたFMmle1924/29軽機関銃用の30連箱型弾倉用マガジンポーチでマガジン5本が入りベルトループとショルダーバッグスタイルで使えます。戦後の物だと思いますが同じデザインで厚さの異なるMAT49サブマシンガン用やインドシナで捕獲された物が中国でコピー生産された同様のマガジンポーチが存在します。 AK系マガジンも収納出来使い勝手の良いマガジンポーチです。 |
アドバヴァンスド チェストリグ | アークティス社が以前に製作した左右前開きのチェストリグで各種迷彩柄があります。センターユーロ迷彩もそのバリエーションの一つ。 簡素で使い勝手の良いリグです。 同じアークティス社のバトルベストもセンターユーロ迷彩があり中田商店が一時発売し良質でお求め易い価格でしたが現在は完売の様です。 |
官給品TACベスト | 官給品で使用されたタクティカルベストです。報道写真等でも散見することが出来ます 近年中田商店等へ中古が多数入荷し割と安価に入手出来る様になりました。マガジンポーチやグレネードポーチ、大小のポーチなどのポーチ類も確認されています。 |
センターユーロ迷彩防弾チョッキカバー |
フランス軍の防弾チョッキといえばGPBという緊急展開部隊などで使われるゴツいアーマーが有名ですが市場価格もかなり高価なアーマーです。 こちらは一般部隊用と思われるアーマーでシンプル&安価です。 カバーのみでプレート等は付属しないのでスポンジ入れて使えば軽量で使い勝手のよいサバゲ用アーマーになります。 バリエーションとしてデザート迷彩もあります。 |
DOガスマスクバッグ | 割と粗目のコットン生地製で弾帯からフックで吊り下げレッグベルトで固定します。 蓋はマジックテープで固定しますのでダンプポーチ替わりに使うこともできます。 |
センターユーロ迷彩 MAS-M1950拳銃用ホルスター |
G1ことM92系拳銃より1世代前のM1950拳銃用ホルスターです。 内側に予備マガジン1本収納出来ます。 M92を入れてみましたが蓋が閉まりませんでした。 M1950拳銃はWW2前に正式化された7.65mmのM1935拳銃の9mmパラベラム弾版です。 |
ア ク セ サ リ ー |
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フランス軍ナショナルフラッグワッペン フルカラー |
戦闘服用の略章です。 この他にOD、デザートカラーなどの仕様があります。 |
外人部隊のベレー章 |
日本では一番有名なベレー章だと思います。 |
迷彩メッシュスカーフ |
写真の物は半分に切断してしまった物ですが本来は倍の長さの長方形です。 映画ロストコマンドの中ではM1ヘルメットのカバー兼偽装網として取り付けています。 |
ODネックウォーマー |
ニット地の首巻防寒具です。 |
リザード迷彩三角ポンチョ/テント | コットン製のポンチョ兼組立テントです。 雨具又は3枚以上で小型テントとして使えます。 |
GIAT G1 | 言わずと知れたベレッタM92シリーズのフランス版。 MAS-M1935を9mm化したM1950に代わる拳銃として憲兵隊より支給が始まり全軍配備となりました。 この他USPやグロッグ17などがSFなどで使用されています。 サバゲ使うならM92系はエアガン、ガス(ブロ)ガン、電動ガンは各メーカーから発売中なので刻印とか細部の形状など細かいことにこだわらなければ選択種は豊富です。 |
MAT49短機関銃 | インドシナ~アルジェリア~コルウェジと2000年以前に使われていたSMG。独特にフォアグリップ兼マガジン口が特徴。 インドシナ紛争からベトナム戦争で使われた為以前国内メーカーが発売していましたがサバゲでの性能と信頼性は今一だった様です。 映画では「ロストコマンド」「ジャッカルの日」「レッドベレー」などでMAT49の雄姿を見ることが出来ます。 |
MP5短機関銃各種 | SFや憲兵隊などで使用。 現代の定番SMGですね。 東京マルイの他国内外のメーカーから各種モデルが発売されています。 |
FA-MAS自動小銃 | レトロなデザインのMAS49自動小銃からいきなり2世代くらいぶっ飛んだ先進的デザインの主力小銃。 まさに衝撃的なライフルでしたがフランス独自企画の5.56mmMAS弾が災いし近年更新されることが決まり後継銃を選定中。 エアガンとしてはラージバッテリーが使え多弾数マガジンと組み合わせで使い勝手の良い電動ガンですが流石にマルイの電動ガンデビュー作なので古さはいなめません。 次世代仕様金属製で出せば面白い1丁になると思います。 |
FA-MAS G2自動小銃 | 5.56mmMAS弾を使うなど独自規格のFA-MASをNATO仕様に改良したモデル。NATO標準規格のSS109弾とM16系30連マガジンが使えますが陸軍には配備されず海軍や一部部隊のみの配置となったことからFA-MASの構造的な限界があったと考えられます。 FA-MASスーパーバージョンとして東京マルイから発売されています。 ゲーム用ていしては使い勝手の良い1丁でした。 |
HK416 |
M4カービンをH&K社で改良した銃です。 海軍コマンドとSFなどで使用。 東京マルイから次世代モデルで発売中。 |
M4カービン | 現代の定番自動小銃。 各国でSFから一般兵科まで広く使われています。 フランス軍では一部SFで使用。 東京マルイでは旧、次世代の他国内外のメーカーから電動、ガスブロの他手動まで幅広く発売されている使い勝手のいい一丁です。 |
Sig552カービン | 海軍コマンドが使用しているSIG社の高級ライフル。 東京マルイの他各種モデルが国内外の数社から発売されています。 |
AAT-F1I分隊支援火器パラ仕様 | 言わずと知れたMINIMI分隊支援火器のフランス仕様。 AA52汎用機関銃に替わる分隊支援火器として使用。 TOPからMINIMIが販売されていましたが現在は海外メーカーのみです。 |
コ ー デ ィ ネ イ ト | |
フランス軍のセンターユーロ迷彩服は市場に潤沢に在庫が有り価格も安価なため比較的入手しやすいアイテムです。ヘッドギアも帽子類が潤沢に在庫が有ります。ウッドランド迷彩で代用も可能です。 デザート迷彩はズボンが品薄ですね。 ODに関しては投げ売りされている場合もあります。 リザード迷彩は実物はそれなりのイイお値段です。 装備は紹介した物の他大手メーカーのODやデザートカラーの汎用品が使われていますので揃えやすいと思います。 GUNはマルイを始め各メーカーから紹介した様な電動ガンが多数発売されていますのでお好きな物をお好きな状況に合わせてチョイスするといいでしょう。 |