装備特集
初級編東ドイツ軍装備
初級編の素材としては揃えやすさ価格ともに優れる東ドイツ装備を特集してみました。
ワルシャワ条約機構の崩壊、東西冷戦構造の崩壊とともにドイツを分断したいたベルリンの壁も崩壊し東ドイツという国自体がなくなってしまいました。
しかしサープラス的にはこれまで入手が難しかった旧東側諸国の装備が大量に市場に出回るようになりました。
その代表格が東ドイツです。
放出当初はバカ安で大量に市場に出回りましたが最近は市場在庫もだいぶ減り見なくなったアイテムもあります。
しかし噂に聞くところによると未だ当時の生産設備を利用して生産されているという話も聞きますので今しばらくは比較的簡単に入手できそうです。
更新履歴 | ||
2018.10.21:レインドロップ迷彩ブッシュハットを追加。 2014.04.29:レインドロップ迷彩ドイツ連邦軍型規格帽を追加。 2011.06.10:レインドロップ迷彩空挺ジャケット、ホルスターを追加。 2011.05.06:レインドロップ迷彩RPK用マガジンポーチを追加。 2011.05.02:レインドロップ迷彩旧側マガジンポーチ、レインドロップ迷彩シャベルカバーの写真を修整、折畳シャベルを追加。 2008.01.19:ズボン用サスペンダーを追加。 |
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迷 彩 服 | ||
東ドイツ軍の迷彩服は旧型のフィヨルドパターンと呼ばれる滲み系4色迷彩と東ドイツ崩壊まで使われていたレインドロップパターンの2タイプがあります。 フィヨルドパターンはどちらかというとコレクターアイテムで値段もそれなりにしますので今回は初心者でも揃えやすいレインドロップパターンを中心に紹介したいと思います。 |
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迷彩服ジャケット |
レインドロップパターン迷彩服のジャケットです。 近代的な4パッチ(貼り付け)ポケットタイプで西側の戦闘服に影響を受けてデザインになっています。 このモデルは最後期型で旧型には胸ポケットのみの2ポケット型、腰ポケットがジャンパーのように蓋無し縦ポケット型等がある他、襟のない空挺服や襟にボアのついた防寒服などがあります。 |
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迷彩服ズボン |
ズボンは4ポケットで大腿部の大型カーゴポケットと腰のボタン留め縦ポケットがあります。 ベルト締めの他専用サスペンダーを取り付けることが出来ます。裾はブーツに託し込む為に閉め込み用のボタンが付いています。 |
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迷彩空挺服ジャケット | 独特の裁断が特徴のレインドロップ迷彩空挺ジャケット。防風対策で襟元、袖口がジャンパー型伸縮性のパーツになっており空気の侵入による服のバタつきなどを抑える様になっています。前合わせのボタンはパラコードに絡まるのを防ぐため隠しボタンになっています。 | |
ヘ ッ ド ギ ア | ||
B/1ヘルメット |
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原型は第2次大戦末期のナチスドイツの省力型ヘルメットですがヒトラーの「格好悪い」の鶴の一声で没になりました。 ヒトラーの気持ちが判らなくはない。 第2次大戦型ヘルメットの雰囲気を部分的に残しつつも東ドイツ軍装をのイメージを代表するヘルメット。 1956年東ドイツ軍(ドイツ人民軍)誕生時から採用されています。 パレード用のプラスチック製の物もあります。 |
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ハンモックは第2次大戦の頃と同じ革製ですがシェルとの連結部分は樹脂が使われているのが現代風。 スポンジのクッションが入っていますが劣化しそうです。 サイズは大幅な調整が可能でフリーサイズ仕様。 |
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フード兼ヘルメットカバー |
防虫ネット展開時 | |
ヘルメットカバー兼フードです。ヘルメットとセット売りでお買い得。 ポンチョや防寒迷彩服のフードとしての他、ヘルメットカバーにもなります。 防虫ネット付きですが後部を垂らして日よけとしても使えます。。 |
後部を日よけとして展開 写真提供:BOSSさん |
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レインドロップパターンヘルメットカバー取り付けたB−1ヘルメット |
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有名店でヘルメットとセットで2500円とお買い得価格です。 | ||
レインドロップ迷彩略帽 (兵、下士官用) |
写真の物は兵、下士官用ですが将校用は前面に階級章が付きます。サイズは2サイズのみの様で後頭部にゴムが入っており58〜60センチ位に対応するものと55〜57センチ位に対応するものがありますが後者は日本では子供くらいしか使えなさそうで。裏地付で割と良い作りです。 有名店で1000円前後でお買い得。 |
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レインドロップ迷彩 ドイツ連邦軍型規格帽 |
管理人がサバゲ用に製作したドイツ連邦軍(現在の統一ドイツ)型の規格帽です。 ポンチョからテーラーメイドで製作した実在しないタイプですが。 |
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レインドロップ迷彩ブッシュハット | 管理人がサバゲ用に製作したブッシュハットです。 ポンチョからテーラーメイドで製作したアメリカ型ハットで実在しないタイプです。 |
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野 戦 装 備 | ||
U T V 装 備 |
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万能搬送装備(UVT)と呼ばれる東ドイツ最新式装備でしたが支給開始とともに国が無くなっアのでほとんで使われることはありませんでした。装備はイギリス軍のP58装備を参考にしたようで多くに箇所に類似点が見られます。 写真の様な組み合わせで有名店で約4500円前後とお買い得です。 以下UVT装備の細部パーツと付帯装備などを紹介したいと思います。 |
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レインドロップ迷彩 KM/AK74用マガジンポーチ |
UTV装備に合わせて改良されたAK74タイプのマガジンポーチです。 フタの留め具が改善されプルーオープン閂型になりより使いやすくなりました。側面に有ったローダーポケットは省略されています。 AKタイプのマガジン4本が収納出来ます。 このマガジンポーチはベルトループお幅が狭くバックル部分をベルトに通すのが一苦労です。 管理人の感想ですが蓋とマガジンポーチ部分が2本づつ2分割されていればより使いやす物になったのではと惜しまれます。 価格は有名店で800円とお買い得です。 |
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レインドロップ迷彩 グレネードポーチ |
同じくUTV装備用グレネードポーチです。手榴弾3発を収納出来ますのでBB弾ボトル(小)などの収納に便利です。また手榴弾型BB弾ボトル3個を入れるとより雰囲気が出るのではないでしょうか。 こちらはベルトループの幅が広く問題無く取り付けられます。 このポーチも蓋を3分割してドットボタンでそれぞれを止めるようにデザインされていればより使いやすかったのではと思います。まあその辺は東側なので。 価格は有名店で800円とお買い得。 |
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レインドロップ迷彩水筒 |
第2次大戦時と同じデザインの水筒ですが中身は大違いです。 上部にアルミカップが付きます。 本体はポリエチレンの様な軟質素材でペットボトルとも違います。これに迷彩カバーをかけた物です。革ベルトもビニールの様な素材で総じておもちゃの様な水筒です。 値段も有名店で700円程なので値段成りという感じです。 |
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寒冷地用水筒 写真的提供:BOSSさん |
上記水筒の寒冷地用です本体部分を発泡ウレタンでコートした作りです。 上記同様おもちゃの様な作りです。 |
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携帯シャベル |
折畳シャベル用レインドロップ迷彩カバーでUTV装備用です。 西側の同種の物に比べるとかなり割り切った作りです。 |
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レインドロップ迷彩H型サスペンダー | H型サスペンダーはイギリスのP58装備と同じ取り付け方法でベルトに取り付けます。前面には2個の包帯用ポケットがあります。 ベルトもイギリス軍型で取り付け方法、バックルの形状も酷似しています。薄い緑色の化繊製です。 |
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グレーベルトと装備用サスペンダー | ベルトは第2次大戦型のベルトが原型ですがフックの雄雌が第2次大戦時と逆になっておりグレーの化繊製になっています。バックルには東ドイツ国家徽章がプレスされています。 装備用サスペンダーも第2次大戦中の重装用サスペンダーが原型ですがグレーの化繊製になり作りはかなり簡略化されています。 UVT装備以前はこのサスペンダーとベルトが中心に装備を取り付けていました。 |
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レインドロップ迷彩 Mpiマガジンポーチ |
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こちらは旧型のフィールドグレー装備用のマガジンポーチです。 蓋部分のグレーの閂型ベルト式留め具と側面の油さし入れが特徴です。内側1ケ所には固定用のベルトがあり箱詰めの生弾を入れるのではないかと思われます。 |
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レインドロップ迷彩 RPK用旧型マガジンポーチ |
AK(Mpi)用マガジンポーチより5cmほど長くRPK用45連マガジンに対応しています。 構造はAK(Mpi)用よりシンプルでAK(Mpi)用に見られる側面の油差し入れと内側1ケ所にあった固定用ストラップはなくAK(Mpi)用同様4本の45連マガジンが収納出来ます。 近年(2010年)頃になり現れた出所が気になるマガジンポーチです。 |
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レインドロップ迷彩 マカロフ拳銃用ホルスター |
UTV装備用の迷彩ホルスターで閂式留め具の オーソドックスなデザインです。 やや小型のマカロフ拳銃用。 |
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レインドロップ迷彩空挺ベスト 参 考 品 |
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世界のどの国でも度胸一発、その苛酷さ任務の特殊さで空挺部隊は装備で優遇されています。 東ドイツも同様で空挺専用ベストが使用されています。装備品を一通り収納できるようになっておりグレネード3個、マガジン4個、ガスマスクなどが収納出来ます。 市場では付加価値がついて高値でしが実際はそれほど高価な物ではなく1万5千円程度が相場で1万円以下で店頭に並ぶこともありました。 |
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その他アクセサリー | ||
防寒手袋 写真提供:BOSSさん |
4本指が面白い冬季用手袋です。 防寒服とペアで使います。 |
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ブーツ 写真提供:BOSSさん |
ドイツといったらこのブーツというくらい第2次大戦の頃からの伝統的ロングブーツです。 甲の高さが低いので日本人の足には合わないことが多い様です。 |
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レインドロップ迷彩迷彩背嚢 |
現在のバックパックからすると大分小型の部類です。周囲にポンチョを巻きつけて使うレトロなデザインで写真の様にグレーのサスペンダーに連結して使う他ショルダーバックとしても使えます。 バックパック自体はゲームには不要ですがサバゲ装備を入れて現地まで持っていくのに雰囲気作りには良いアイテムではないでしょうか。 |
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レインドロップパターン テント兼ポンチョ |
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背嚢への装着要領。 ポンチョを巻きコの字型にして取り付ける昔よく見た背嚢のデザインです。 ポンチョの中にペグ、ポール、ロープを一緒に巻き込みますが。この他に毛布なども一緒に巻き込むと思われます。 |
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ポンチョ兼マントととしての使用例 写真提供:BOSSさん |
数枚でテントにもなるポンチョ兼マント。 ゲーム用としてはカモフラージュ用、セーフティーゾンのグランドシートなどになります。 標準的なSHOPのセットで1枚につきペグ3本、ロープ1本、ポール2本が付属します。 雰囲気作り用アクセサリーとしていかがでしょう。 |
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ズボン用サスペンダー |
ヨーロッパ諸国で多くみられるズボン用サスペンダー。第2次大戦型や西ドイツ型とは異なるデザインでズボンについているD環と結合します。 | |
折畳シャベル | 東ドイツの携帯シャベルは第2次大戦型の物が使用されており。角スコップ型と折畳式の2種類があります。共に第2次大戦当時の物に類似した革製のシャベルカバーでベルトに取り付けますが折畳式はレインドロップ迷彩のシャベルカバーもあります。 | |
G U N | ||
東ドイツの火器はAKMの東ドイツアレンジ版MPiをはじめとする東側の代表的な火器が使われていますが初級編ということで無改造でそれなりに見栄えのするのは東京マルイのAK47とAK47Sではないでしょうか。 | ||
迷彩効果 | ||
迷彩服はカーキを基調にダークグリーンの縞模様ですので冬場の枯草やススキ野原で迷彩効果が発揮できます。 また迷彩服の作りも厚手の生地ですので冬場の使用に適しています。 |
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予算とコーディネイト | ||
東ドイツ装備も少しづつ枯渇に向かっているように思いますがなぜか無くならないのはどうも当時の施設を使って再生産している物も有るようです。しかし一部には品薄の物もありますので市場在庫が安価で揃ううちに一式揃えてみてはいかがでしょうか。 頭から B1ヘルメット及び迷彩カバー 迷彩帽 レインドロップ迷彩服上下 ズボン用サスペンダー UVT装備サスペンダーとベルト マガジンポーチ グレネードポーチ 水筒 最小限これだけでも12000円前後とお買い得です さらに本格的にコレクションするなら。 背嚢(サイドベルト、サスペンダー付き) レインドロップ迷彩ポンチョ兼テント グレーベルト レインドロップ迷彩カバー付き携帯シャベル ブーツ などもそろえれば一層本格的になるでしょう。 |