�自衛隊の単色装備その2(冬季装備編)
と各国の冬季装備

雪国ではないので雪が積もるとサバゲが中止になるので
冬季迷彩は中々使う機会が無がありません。
写真はドイツなどで使われている冬季迷彩を着用したゲームの数少ない写真です。

今回は単色装備その2として冬季迷彩(白色)や防寒着を中心に
管理人コレクションを紹介したいと思います。

管理人の独断と偏見、マニアな記憶だけを頼りに編集してますので資料性はありません。


冬季装備に関しては中々使う機会がありませんがそこはご愛敬で。
 
 更 新 履 歴
20221216:陸自防衛省職員用作業服を追加。
20221206:OD防寒中衣上衣を追加。
20221202:2型迷彩フリース素材防寒着上下を追加。
20221130:2型迷彩目だし帽、耳当て、ODワークベスト、M65フィールドジャケット防寒ライナーを追加。
20221129:ラクダ防寒手袋、ODと2型迷彩フリース手袋を追加。
20221125:OD/白色リバーシブルナップサックを追加。
20221117:防寒戦闘手袋を追加
20221102:UP 
ヘッドギア 
白色88式鉄帽覆い
  
 白色88式鉄帽覆い
迷彩鉄帽覆いと同じ裁断のです。
ヘルメットバンドの有無についていは不明です。
服地生地とナイロン系生地の白色鉄帽覆いがあり現在の官給品はナイロン系生地の様です。
白色88式鉄帽用アゴヒモ
  
 初期タイプの88式鉄帽用アゴヒモで
上が官給品型
下がPX品販売用の類似型です。
白色ゴーグル覆い
 
 ゴーグルの反射防止と保護を兼ねたカバーです。
白色ニットキャップ
 
 GI(アメリカ兵)が第2次大戦時に支給されたニットキャップと同形の編み物帽子で縁の部分が折り畳みの耳当てになっておりとても暖かい帽子です。
JEEPキャップなどとも呼ばれています。
本品は自衛隊用品メーカーの品で官給品が有るかは不明です。
ニットキャップと呼んでしますが実際はアクリルなどの化繊で丸洗い出来ます。
OD目だし帽(フルフェイスマスク)
 上記と同じくアクリルなどの化繊製です。
写真は管理人の所有するOD色ですが白色の目だし帽もあります。
2型迷彩目だし帽
 
 PX品の迷彩目だし帽です。
編み物の為2型迷彩かと言われると少々微妙ですが陸自の隊内売店(PX)で売られている目だし帽の一つです。
2型迷彩耳当て
 
 フリース生地のバンダナ型耳当てです。
首元に落とすと首巻きにもなる防寒具です。
こちらもPXで売っている私物防寒具の一つです。
OD裾付首巻き
 
 管理人も長年愛用する防寒具で裾付きの首巻きです。
開襟服を着る際胸元のを覆えるので胸元のシャツの色を気にせず使えるので便利です。
他に迷彩も裾付き首巻きもありますがODが汎用性が高く便利です。
白色の裾付き首巻きがあるかは不明です。
OD首巻き
 
 首回りの編み物系防寒具で二つ折りで首だけ伸ばして口元まで防寒対策をとれるほか頭に巻いて耳当てとしても使えます。
白色や迷彩の首巻きも有る他最近はフリース素材の首巻きもあるます。
被 服 
  
白色/ODスノーパーカー旧型
 
 旧型のスノーパーカーです。
OD/白色のリバーシブルで服地製、フード付き。
白色側の使用をメインにしているらしくポケットは白色側は4ポケット、OD側は3ポケットです。
パーカー自体の防寒性は余り無く春秋用の薄手のジャンパー程度で防寒中衣をと重ね着することで防寒性を上げる作りになっています。
ラクダ防寒中衣
 
 ラクダと呼ばれる茶色の防寒中衣です。
キルティング加工されたジャンパー形で相応の防寒性能があります。
隊員さんは営内の部屋着として使うこともあるとか?
スノーパーカーと重ね着するのが前提で茶色の襟をスノーパーカーから出して着用する写真をよく見ましたが知り合いの北方にいた隊員さんに聞いたところ襟を出さないで着ていたとのことで個人の好みや部隊の統制で着こなしが異なる様です。
このラクダジャンパーの下にODや迷彩の戦闘服、その下にラクダセーター、その下に長袖シャツなどを来たそうで大量発汗を伴う演習などでは素肌にラクダセーター、その上にシャツを着て戦闘服などを着たそうです。
OD防寒中衣上衣 
 上記のラクダ色防寒中衣の後期型で色がOD色の変更されたモデルです。
生地素材はM65フィールドジャケットの防寒ライナー様な質感の生地が使われています。
OD防寒中衣はその後戦闘装着戦闘装着セットが正式化されたこともあり短命に終わった様で冬季装備が支給されていない地域の部隊に防寒具として支給されたということです。

OD外被や2型迷彩外被のインナーとして重宝されたそうですが在庫限りの支給で更新はなかったそうです。
白色/ODスノーパーカーズボン旧型
 
 前記のスノーパーカーのズボンでOD/白色のリバーシブルです。
軽易な防寒性はありますが綿入れは無く上衣と同様防寒性を高める為にはラクダの防寒中衣ズボンと重ね着します。
ラクダ防寒中衣ズボン
 
 防寒中衣と対をなすズボンでスノーパーカーと重ね着することを前提とし綿入りキルティング加工されていて相応の防寒性があります。
また裾部分は防寒靴兼ねたスキブーツを履くことを前提にしてジャージやウインドブレーカーの様にボタンで進部分を開放することが出来ます。
スキーや防寒靴を履く場合は足首に足首巻きを併用する場合もあるそうで。
ラクダ防寒セーター
 
 昭和自衛隊の官給品定番アイテムです。
化繊毛糸で出来ているので丸洗いが出来ます。
冬場の演習などでは素肌の上に直接ラクダセーターを着ることで汗による冷えを防ぎ体温の低下を防いだそうです。
同じラクダ化繊毛糸アイテムにズボンと手袋もあります。
OD防寒セーター上下
 
 ラクダセーターの更新装備で色がODというかグリーン系になりました。
素材にウールも配合され防寒性も上がった反面普通の洗濯では縮んでしまうこともあり取扱が面倒になったという話も聞きます。
OD/白色オーバーズボン
 
 PXのオーバーズボンで様々なタイプが有ります。
写真のオーバーズボンはOD/白色の綿入り型でキルティング加工されたタイプです。
主に寒冷地装備の支給されていない地域の部隊で隊員さが私物防寒着として自費購入されていたアイテムです。
この他に
OD/旧迷彩
OD/2型迷彩
旧迷彩/白色
2型迷彩/白色
2型秋冬迷彩/白色
などのタイプの他リバーシブルになっていないタイプもあり。
OD、白色、旧迷彩、2型迷彩、2型秋冬迷彩などのタイプもあります。
2型迷彩秋冬用/白色オーバーズボン
 
 上記の2型秋冬迷彩/白色版。
オーバーズボンはナイロン系質感の物が多いのですがこのオーバーズボンは服地仕様です。
また同じ秋冬迷彩オーバーズボンにはリバーシブルではないバリエーションもあり裏地は紺色キルティング加工の物も確認されています。
OD防寒ライナーチョッキ形
  
 このチョッキは防寒ライナーとして上着の下に着ることを前提としています。
スノーパーカーの他外被などの防寒ライナーとして使用される他、隊員さんの部屋着などとしても使われているとかいないとか。
OD防寒ライナー(チョッキ形)尻当て付
 
 上記のチョッキ形防寒ライナーの変わり種で尻当てがついてます。
初めて見るタイプですすが北方の部隊向けではないでしょうか。
ワークショップのODベスト
 
 寒冷地指定されていない部隊では色々な私物防寒具が使われていました。
割と寒い富士地区などでは作業着屋で購入したOD色の防寒用品なども個人的に使われており写真様なワークベストをOD作業服の上に羽織その上からOD外被を着るなどしていました。
また営内の部屋着としても使われていた様です。
M65フィールドジャケットライナー
 
 昔の自衛隊のOD作業外被は外被自体の防寒能力は低くどちらかというとレインコートの様な存在でした。
防寒対策の為OD外被にM65フィールドジャケットの防寒ライナーをそのまま重ね着する隊員さんや器用な隊員さんはボタンなでM65フィールドジャケットの防寒ライナーを取り付けられる様に改造していた隊員さも結構いたと聞いています。
2型迷彩長袖フリースシャツ
  
2型迷彩フリースズボン
 
 PXで販売されている私物防寒着の一つです。
2型迷彩の化繊系フリース素材で比較的安価で購入できるそうです。
防衛省職員用作業服
 
 サイトの主旨からは外れますが珍品アイテムなので掲載しました。
一見なんの変哲もない作業服ですが陸上自衛隊の職員(自衛官では無い背広組の防衛省職員)用の作業服です。
正規品のラベルが無ければ普通の作業服です。
色は明るい灰色でラベルには陸上自衛隊、作業服と記載されています。
白色オーバーシューズ
 
 官給品型のオーバーシューズで半長靴や防寒靴の上から履く靴です。
靴底が広くなるので積雪地でも歩きやすくなります。
サバゲでは使用したことはありませんが雪遊びで使い割と積雪地で歩きやすかった印象があります。
 防寒戦闘手袋一般用

 現行の戦闘装着セットの構成品です。
黒の綿入り手袋でスキーグローブの様な感じの作りです。裾部分がファスナーで開閉できファスナーのタブが左右連結出来るフックになっています。
ラクダ色防寒手袋
 
 ラクダ色セーター上下とセットの化繊毛糸の手袋です。
あまり作業用として使われることはなく防寒具として使われた様です。
推測ですが白色の防寒用手袋の中に使ったのでは無いかと思います。
ODフリース手袋
 
 最近は市販品でもODや陸自迷彩の手袋がありPXやアウトドアショップ、ワークショップで自費購入した防寒具を隊員さんが使うことも珍しくありません。
写真のフリース生地の防寒手袋も隊員さん私物をいただいた手袋です。
2型迷彩フリース手袋
 
 上記と同じ経緯の私物2型迷彩防寒手袋です。
こちらはある程度作業性を考慮して内側に合成皮革の当て布がされています。
ドイツ連邦軍冬季迷彩スモッグ
 
 ドイツ連邦軍他イタリア山岳部隊「アルピニ」他ヨーロッパの軍隊で使用されている冬季迷彩スモッグ上下で薄手の綿系質感の服地で出来ています。
防寒着の上から着用することを前提にしていますので防寒性はありません。
装 具 
白色89式弾納(大)
 
 官給品型の89式小銃用弾納30発用です。
デザインはODや迷彩も弾納と同じです。
生地は薄手のナイロン生地で64式用より華奢な感じです。
2本用と1本用があります。
 白色64式弾納
 64式小銃用弾納です。
ODの64式弾納と同じデザインです。
生地は運動会などで建てる白天用の化繊幌帆布(ターポリン)生地です。2本用と1本用があり1本用は下の鳩目に救急品袋を取り付けることが出来ます。
 白色9mm拳銃用弾納
 9mm拳銃用弾納も迷彩版と同じデザインです。
9mm拳銃の弾倉2個を収納できます。
生地はナイロン生地です。
 白色吊りバンド2型(白色戦闘吊りバンド)
 現行のY形サスペンダーの白色版です。
 白色吊りバンドと白色弾帯(旧型)
 旧型のX型サスペンダーと弾帯です。
ODの旧型サスペンダーと弾帯とほぼ同じ作りの白色版ですが。
PX品の為かサスペンダーの素材はODの官給品より華奢な感じの作りです。
弾帯は冬季用の他に駐屯地の警備をする警衛隊や各種式典などの一般部隊の儀仗用などでも使用されていました。
白色/儀仗隊/音楽隊用式典用弾帯   非常に珍しいアイテムを偶然手に入れることが出来ました。
冬季装ではありませんが紹介する機会もありませんので白色装備ということでこの機会に紹介します。
この弾帯は儀仗隊や音楽隊が行事用正装で使う弾帯でう普通の弾帯と異なり鳩目穴が無くバックルも大型の金属製です。
昔のアメリカ軍の弾帯の様にポーチを止める為のホックボタンが1個だけ付いています。
また普通の弾帯の様に鳩目穴があり大型金属バックルの弾帯もありこちらは駐屯地の警備をする警衛隊などの正門歩哨などが着用しています。
 白色9mm拳銃用革ホルスターカバー
 旧型の革ホルスター用の白色カバーです。
64式弾納と同じ化繊の白色幌帆布(ターポリン)生地製です。
白色救急品袋
 
 旧型の救急品袋で救急包帯1個が収納できます。
デザインはODの救急品袋と同じですがボタンが亀の子ボタンから普通のホックボタンに変更されています。
弾帯に直接吊り下げる他右側写真の様に64式弾納1本用の下部ベロの鳩目に吊り下げて使うのも一般的です。
生地は白色幌帆布(ターポリン)生地です。
白色救急品袋2型
 
 救急品袋2型の白色版です。
生地は89式弾納と同じナイロン生地で旧型の救急包帯2個を収納します。
 白色個人携行救急品袋
 新型の個人携行救急品の白色版です。
デザイン等は迷彩版と同じでナイロン生地製です。
レックポーチになる他、弾帯や防弾チョッキは直付けも出来ます。
白色水筒覆い
 
 水筒覆いは断熱仕様になっており全体を覆う構造です。
開閉には捻り金具が使用されワイヤーフックで弾帯から吊り下げて携行します。
 白色携帯エンピ覆い2型
 携帯エンピ2型覆いの白色版です。
OD型とは異なりワイヤーフックで吊り下げて携行します。生地は丈夫な白色化繊帆布(ターポリン)生地です。
その他各種冬季アイテム 
 白色ポンチョ

 白色ポンチョでナイロン生地製。
スタンダードなデザインのポンチョです。
ポンチョは非常に便利な携帯雨具で雨具の他簡易テントや武器やタコツボの偽装用としても重宝されます。
 2型迷彩/白色ポンチ
 自衛隊用品メーカー製の2型迷彩と白色迷彩のリバーシブルポンチョです。
2重生地の為厚手で遮光性にも優れています。
ドイツ連邦軍冬季迷彩ポンチョ
 
 ドイツ連邦軍の冬季迷彩生地製ポンチョです。
生地は綿系質感の生地です。
防水性に関しては不明で雨具というよりは偽装用という感じでしょうか?
白色巾着型ナップサック
 
 隊員さが私物で軽易なバック代わりに使う巾着型ナップサックです。
背負い紐が紐ではなく帯が使われています。
メーカーによりいろいろなバリエーションがあります。
写真もナップサックは白色ナイロン生地です。
 白色リュックサック
 背面に飯盒入があるスタンダードのデザインのリュックサックで隊員さんの私物として購入されたいます。
現在ではこのリュックに椅子のついたチアーバックが人気だとか。
生地は白色幌帆布(ターポリン)生地です。
OD/白色リバーシブルナップサック
 
 自衛隊用品メーカーの試作品のリバーシブルナップサックです。
OD側がメインなのかサブポケットがOD側に付いています。
背負い紐が帯状なので滑りが悪く上部の取っ手も両面ホックボタンで友締めしているのでボタンもろとも剥離してしまうこともあり少々難ありのアイテムでした。。
GUN関係 
 
写真は実物のM2重機関銃で冬季装備の無い部隊の隊員さんが苦肉の策手元にある資材で冬季偽装したM2機関銃だそうです。 
白色89式小銃覆い
 
 白色の89式小銃用覆いです。
全面を覆い雪や汚れから銃を保護するほか各部を開放して射撃を行うことが出来ます。
白色ナイロン製です。
白色64式小銃覆い
 
 白色64式小銃用覆いです。
上記の89式小銃用覆いと同じ機能がありますが生地はは化繊白色幌帆布(ターポリン)生地
白色小銃用負い紐行軍用
 
 大きなパッドが特徴の行軍用負い紐です。
隊員さの私物訓練用品として販売されている物です。